最近聞かれた質問の一つですが、カナダの薬局でOJTはないのかという質問です。
それというのも、日本の求人には「充実した教育システム(または研修制度)」といったフレーズが並び、これは良い意味で勉強欲・成長欲のある薬剤師にとって重要なポイントです。
しかし、このような制度はカナダにありません。
基本的な薬剤師業務は実務実習やアルバイトを通して、学生のうちに全て出来るようになって大学を卒業してくることが理由でしょう。慣れる必要があるとすれば、その薬局のレセコンとちょっとしたローカルルールくらいです。
BC州にいる外国人薬剤師としては、今では必須であるブリティッシュコロンビア大学のCanadian Pharmacy Practice Programを通して勉強し、練習と経験を積むしかありませんが、もちろんこれで充分な訳がありません。プログラムは1年にも満たない上、実務実習は数ヶ月です。
したがって、外国人薬剤師は仕事に就くのが難しいだけでなく、実際に仕事をこなすことが難しいのが現状です。
運よく雇われて、たとえ自分で「お、俺(私)ってまあまあイケてるんじゃない?」と自分で感じていても、その仕事を他の薬剤師から見ると結構悲惨な状態だったりします。(自分の過去の経験から。)
では、雇ってくれる薬局がなければ、他の人はどうやっているのかといえば、どこかの薬局でアシスタントの給料で雇ってもらい、ある程度の業務経験を積みながら、薬剤師待遇で雇ってくれるところを探す、といった状況です。決してベストな方法ではありませんが、他に薬局に勤める方法があるかといわれれば、ありません。これが今のところ唯一のOJTとなりうる方法です。必ず他の薬剤師と一緒に仕事ができるわけですから。(もちろん他の薬剤師の理解も必要です。)
大きなチェーン薬局ではこのようなことはしてくれないかもしれませんが、個人経営、フランチャイズの薬局では割と融通が利くように感じます。参考までに。
2015年11月28日土曜日
2015年11月26日木曜日
Pharmacists (NOC 3131)
Welcome BCというサイトで、薬剤師という仕事についてのまとめがありました。
参考にしてください。
http://www.welcomebc.ca/Work/fqr/Your-Qualifications-Intro/occupational-guides/Occupation/Pharmacists.aspx
Becoming qualifiedのページを見ると、外国人薬剤師としてカナダで資格をとれるまでの期間が1年~2.5年とありますが、これは人によって大きく幅が出てくると思います。従って、必要経費としても、この額には収まる人はかなりラッキーでしょう。
多くの場合において日本人薬剤師は、受験費用捻出のために日本へ帰って仕事をしますから、この飛行機代はかなりの額になりえます。かといって、結婚移民で配偶者に全面的なサポートをうけたり、まとまった額の貯金が手元にない限り、他の選択肢がないことも事実です。
それだけの苦労をしても、外国人薬剤師としては仕事探しが非常に困難な昨今です。
PEBC(国家試験)に挑戦しようか迷っている人は、いつでもご連絡ください。
特にスゴいアイデアがあるわけではありませんが、メール相談は無料で受付けしています。
参考にしてください。
http://www.welcomebc.ca/Work/fqr/Your-Qualifications-Intro/occupational-guides/Occupation/Pharmacists.aspx
Becoming qualifiedのページを見ると、外国人薬剤師としてカナダで資格をとれるまでの期間が1年~2.5年とありますが、これは人によって大きく幅が出てくると思います。従って、必要経費としても、この額には収まる人はかなりラッキーでしょう。
多くの場合において日本人薬剤師は、受験費用捻出のために日本へ帰って仕事をしますから、この飛行機代はかなりの額になりえます。かといって、結婚移民で配偶者に全面的なサポートをうけたり、まとまった額の貯金が手元にない限り、他の選択肢がないことも事実です。
それだけの苦労をしても、外国人薬剤師としては仕事探しが非常に困難な昨今です。
PEBC(国家試験)に挑戦しようか迷っている人は、いつでもご連絡ください。
特にスゴいアイデアがあるわけではありませんが、メール相談は無料で受付けしています。
2015年11月6日金曜日
今年のインフルエンザワクチン(続)
この時期、次から次へと予防接種もこなす一方で、インフルエンザワクチンに関して様々な資料に目を通す必要が出てきます。
National Advisory Committee on Immunization (NACI)がカナダの国としての予防接種ガイドラインの基本型になりますので、全てはこれに従います。
特に付録のワクチンのまとめは非常に分かりやすくできています。参考にしてください。
2015年10月21日水曜日
今年のインフルエンザワクチン
日本でも、今年のワクチンは「4価に変わる」と色々なところで解説がついています。
https://www.m3.com/open/clinical/news/article/361851/
カナダでも同様に4価のワクチンが導入され、この商品名は「Fluzone」。
アメリカのサイトですが、よく解説されています。参考にしてください。
http://www.fluzone.com/health-care-professionals/fluzone-quadrivalent-vaccine.cfm
https://www.m3.com/open/clinical/news/article/361851/
カナダでも同様に4価のワクチンが導入され、この商品名は「Fluzone」。
アメリカのサイトですが、よく解説されています。参考にしてください。
http://www.fluzone.com/health-care-professionals/fluzone-quadrivalent-vaccine.cfm
2015年10月7日水曜日
糖尿病関係の資料
先日の勉強会や元同僚(カナダ版糖尿病指導士)との会話の中で、自分の知識が大幅にビハインドであることを、少なくとも自覚できたので、色々な資料で勉強しようとしている今日この頃。
カナダの場合、2013年のCDAガイドラインが薬物治療の基本となるので、これをインターネット上で眺める作業も一つ。まあ、そのボリュームにビックリします。もっとビックリするのは、この世には膨大な糖尿病関係の資料(インターネットで閲覧可)が存在すること。このような勉強に終わりはありませんね。
Canadian Diabetes Association の資料、参考にしてください。
http://guidelines.diabetes.ca/fullguidelines
カナダの場合、2013年のCDAガイドラインが薬物治療の基本となるので、これをインターネット上で眺める作業も一つ。まあ、そのボリュームにビックリします。もっとビックリするのは、この世には膨大な糖尿病関係の資料(インターネットで閲覧可)が存在すること。このような勉強に終わりはありませんね。
Canadian Diabetes Association の資料、参考にしてください。
http://guidelines.diabetes.ca/fullguidelines
2015年9月28日月曜日
血糖値測定器
糖尿病の患者さんを多く抱える薬局やCDE(Certified Diabetes Educator)のいる薬局では、単に「ミーター」と読んでいますが、正式にはBlood glucose meterのこと。
私の住んでいる田舎では滅多にないディナー付勉強会があったので、参加しました。
ホストは「One Touch」製品を販売するLife Scan社。
製品一覧はこちら。
http://www.onetouch.ca/our_products
今時、スマートフォン型で、色々な機能がついていることを売りにしている測定器が多い中、これから投入する新製品はベーシック機能と簡便さを追及して作ったとのこと。高齢者にはこちらの方がウケが良いと、私も思います。
色々な会社があり、それぞれに特徴が異なりますので一度は目を通してみてください。
代表例を以下のリンクにまとめます。
https://www.bayerdiabetes.ca/en/products/
https://www.abbottdiabetescare.ca/products
https://www.accu-chek.ca/ca/en_CA/products/index.html
http://mydario.ca/
http://www.mystarsanofi.com/web/
http://www.gediabetes.ca/ge200/
私の住んでいる田舎では滅多にないディナー付勉強会があったので、参加しました。
ホストは「One Touch」製品を販売するLife Scan社。
製品一覧はこちら。
http://www.onetouch.ca/our_products
今時、スマートフォン型で、色々な機能がついていることを売りにしている測定器が多い中、これから投入する新製品はベーシック機能と簡便さを追及して作ったとのこと。高齢者にはこちらの方がウケが良いと、私も思います。
色々な会社があり、それぞれに特徴が異なりますので一度は目を通してみてください。
代表例を以下のリンクにまとめます。
https://www.bayerdiabetes.ca/en/products/
https://www.abbottdiabetescare.ca/products
https://www.accu-chek.ca/ca/en_CA/products/index.html
http://mydario.ca/
http://www.mystarsanofi.com/web/
http://www.gediabetes.ca/ge200/
2015年9月14日月曜日
近況
しばらく前からブログの更新がまったく追いつかなくなりました。
で、サイトを一時閉鎖しておりました。
今後も多分以前ほどにはアップできないと思います。
それでも過去の記事が参考になればと思いますので、
ブログはそのまま一般公開状態にしておきます。
質問などには随時お答えいたしますので、コメント欄からご連絡ください。
今後もよろしくお願い致します。
で、サイトを一時閉鎖しておりました。
今後も多分以前ほどにはアップできないと思います。
それでも過去の記事が参考になればと思いますので、
ブログはそのまま一般公開状態にしておきます。
質問などには随時お答えいたしますので、コメント欄からご連絡ください。
今後もよろしくお願い致します。
2015年8月12日水曜日
非公式勉強会
特に参加者募集や宣伝することはありませんが、不定期で勉強会を行っています。
先日も、IELTSからOSCEまでの道のりと、それぞれのポイントについてお話してきました。
今後も適当に勉強会をやっていきますので、興味のあるかたは一度ご連絡ください。
先日も、IELTSからOSCEまでの道のりと、それぞれのポイントについてお話してきました。
今後も適当に勉強会をやっていきますので、興味のあるかたは一度ご連絡ください。
2015年7月12日日曜日
OSCE合格の報告
この春のPEBCの試験から、また合格の報告を頂きました。
筆記はすでに合格されていたので、今回はOSCEのみの受験となりました。
しかしOSCEは日頃から充分なトレーニングしていなければ、決して合格することはできません。
仕事を続けながらOSCE合格を手に入れたYさん、本当におめでとうございます。
筆記はすでに合格されていたので、今回はOSCEのみの受験となりました。
しかしOSCEは日頃から充分なトレーニングしていなければ、決して合格することはできません。
仕事を続けながらOSCE合格を手に入れたYさん、本当におめでとうございます。
2015年7月7日火曜日
日経DIコラム (3)
セミナーや交流会でお会いした人にはよく紹介していますが、カナダでは薬剤師がトラベルクリニックを運営して、注射やコンサルテーションを行うことができます。
5月にケベックシティで開催された国際旅行医学会を紹介する記事を日経DIの「まいにち薬剤師」というコラムで掲載して頂きましたので、参考にしてください。
2015年7月6日 掲載、「薬剤師が国際旅行医学会で学ぶこと」というタイトルです。
5月にケベックシティで開催された国際旅行医学会を紹介する記事を日経DIの「まいにち薬剤師」というコラムで掲載して頂きましたので、参考にしてください。
2015年7月6日 掲載、「薬剤師が国際旅行医学会で学ぶこと」というタイトルです。
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