2017年1月16日月曜日

ODの意味

通常、処方せんに「OD」と書いてあったら、その意味は
1.一日一回
2.右目
のいずれかです。

でも、最近カナダで社会問題となっているのは、
OVER DOSE
という意味でつかうODです。

去年あたりからカナダ全土でフェンタニルのODで搬送されたり、死亡する人の数が物凄いのです。色々なニュースを見てください。

http://www.theglobeandmail.com/news/investigations/a-killer-high-how-canada-got-addicted-tofentanyl/article29570025/

http://www.theprovince.com/opinion/opinion+response+overdose+crisis+must+adopt+international+best/12615180/story.html

http://www.cbc.ca/news/canada/british-columbia/drug-overdose-bc-november-1.3903256

薬局にはフェンタニルの急性中毒に備えて、ナロキソンキットというものが売っています。処方せんは不要です。

http://www.bcpharmacists.org/naloxone

参考までに。




2017年1月11日水曜日

新年会の延期

大変申し訳ございませんが、私の方で休みの都合が付きませんので、
今年の新年会は2月以降に延期したいと思います。

新年会といえば、多くの人が集まれるように、いつもカフェに集まり、
朝の9時位からワイワイガヤガヤするのが通例です。昨年はスタバでした。

スタバと言えば、たまたま日テレニュースで、日本のスタバでカフェイン抜きのコーヒーの話題を読みましたが、この英語には気を付けてください。
カフェインレスではありませんし、デカフェでもありません。
「ディーカフ」(”ディー”にアクセント)です。
カナダに来た頃、普通のコーヒー(日本人にとっては特大)を飲みすぎ、調子が悪くなることが多かったので、デカフェと頼んだのに、どうも通じにくいことが続きました。そしたら、「ああ、ディーカフのことね」って。この辺の発音ではですよ。その土地の英語に慣れるまでの間って、結構色々な苦労が付きまといますが、相手がそうやって直してくれた時の発音を聞き逃さないようにアンテナ張って生活してきました。

そして、英語といえば、今年も日経DIでの薬局英語と薬局関連のトピックのコラムを続けていきます。興味のある人は読んでください。


2017年1月5日木曜日

新年の挨拶

遅くなりましたが、新年あけましておめでとうございます。
今年も宜しくお願い申し上げます。

1月中に恒例の新年会を予定していますが、日程が調整できていません。
小売業の宿命かもしれませんが、週末が必ずしも休みではないので、あしからず。

この新年会、カナダの薬剤師になろうしている方、なった方の、ネットワーキングと情報交換の場としています。興味ある方はぜひご参加ください。

日にちが決まり次第、情報アップしていきます。




2016年12月28日水曜日

クリスマスギフト

ギフトといってもモノではないんですが、また今年もPEBC合格のニュースが届きました。

今回は男性の方で、まだ若くして、でも将来のことを本当に色々考えながら挑戦をつづけ、晴れてカナダで薬剤師になることができました。

このブログや、過去に開催したセミナーや新年会を通じて知り合った方の中から、毎年のように新たなカナダの薬剤師が生まれていることを非常に喜ばしく思います。

過去には現役薬剤師や合格者からの情報収集が困難であるなどの理由で、非常にハードルが高く感じられたカナダで薬剤師になる道のりですが、ここまでくるとカナダの日本人薬剤師は大して珍しくありません。そして、海外で何かしようという日本人が増えていることは良いことだと思います。

本ブログでは365日、無料相談を受け付けていますが、最近は海外志向の学生さんもちらほら見受けられます。これも世の中の流れでしょう。

留学、英語、カナダで薬剤師など、質問のある方は、いつでも気軽に連絡ください。
海外進出の足がかりになれば幸いです。

皆様、良い新年をお迎えください。

2016年12月17日土曜日

Certificate in Travel Health

毎年受験地が変わる国際旅行医学認定の試験ですが、来年はスペインのバルセロナで行われます。以下、受験費のまとめになります。メンバーになって、今年中に申し込みをすると安くなります。

Fees paid on or before 31 December 2016
ISTM Members:
Doctoral Level USD 475.00
Non Doctoral Level USD 350.00
Non-Members: USD 675.00
Fees paid beginning 1 January 2017
ISTM Members:
Doctoral Level USD 575.00
Non Doctoral Level USD 450.00
Non-Members: USD 775.00
これに加えてスペインへの旅費・滞在費もかかります。バンクーバーからバルセロナまでの安いチケットで1000ドルくらい。ヨーロッパのホテルは結構いい値段しますから、トータルするとかなり高額な受験旅行になります。とはいえ、勉強の一環ですので、興味のある人は受験してください。私は試験の翌日から開かれる学会に参加予定です。

2016年12月13日火曜日

アイエルツの受験回数

2006年の11月下旬にワーキングホリデービザで入国した当初、初めに取り組んだのはUBCのCP3に入るために、IELTSのスコアを取得することでした。

当時の必要スコアは、各セクションで最低6、平均値が7。
これがその頃は簡単ではありませんでした。

今ではグーグルやYoutubeなどで、色々な資料を見つけることができますが、その頃はそこまで充実していませんでした。そして、英語一般の練習では不十分で、IELTSに特化したトレーニングをしないといけないんです。当たり前といえば当たり前ですが、そのリーディングは結構専門的でレベルも高いし、スピーキングなんて一人で練習のしようがありません。

しかも、2007年の一回の試験費用が275ドル=約2万5000円で、これを最低でも3、4回は2007年の1月から4月までの間に受けています。つまり、多い時は1か月に2回受けました。いやはや苦労したなーとしか言いようがありません。

という話をしたのは、その当時のレシートが出てきたからです。
もちろん断捨離の対象です。

日本にいながら将来カナダで薬剤師を目指そうという人がいたら、IELTSから初めてください。この勉強は結構大変ですが、日本にいてもトレーニングを積むことはできます。

2016年12月11日日曜日

禁煙指導士!

スタバ勉の効果あって、禁煙指導士Certified Tobacco Educatorの資格試験に合格しました。

私の場合、どんなテストでも大体2回くらいはテストを受けないと合格しないのに、今年は糖尿病指導士の試験にも1回で合格したので、多分運が良かったのでしょう。

薬局では同じ仕事の繰り返しが多いので、試験という形で頭を使うようにしています。
ずっと前にブログに書いて、結構他人事だと思っていましたが、気が付けば自分でも
Certified Travel Medicine Pharmacist
Certified Diabetes Educator
Certified Tobacco Educator 
の3つタイトルをEmailの最後に書けるようになりました。

これから実践的な仕事をすることで、資格を維持しなければなりませんから、こちらも大変です。でも、仕事としてやりがいはあると思います。

カナダの薬剤師がとれるエキストラの資格について質問がある方、
いつでもご連絡ください。







2016年12月1日木曜日

薬局英語

ご存知の方も多いと思いますが、日経DIオンラインで薬局英語の連載をしています。

服薬指導にそのまま使える文例をまとめていますので、興味のある方は、是非ご覧ください。

一番最近の記事はイナビルの使い方です。

質問があれば、いつでも連絡ください。メール相談はボランティアで行っています。

2016年11月22日火曜日

勉強場所

最近また、集中して勉強する必要に迫られたので、結構真面目に机に向かっていました。

しかし人生のこのステージにおける生活では勉強時間の捻出が一番のテーマ。日中から夜にかけては仕事をしているのに加えて、家では基本的に子供の世話をしなければなりません。歯磨きとか、本読みとか、習い事の練習など、本当にキリがありません。

そこで思いついたのは、以前も実行していた早起き勉強。これならばほぼ確実に一日2時間程度の勉強時間が作れます。まだ外は真っ暗な朝5時には起きなければいけませんが。

家にいたら早朝といえど目を覚ました子供がまとわりついてくるリスクがあるので、場所を変えてのカフェ勉がもっとも安全です。

王道はスターバックス。今では日本でも十分に馴染みがあるお店ですね。ここは音楽がそれほど耳障りでもなく、長時間いれます。自分さえ気にしなければの話ですが、テスト直前の週末などにまとまった時間がとれれば、カフェラテ一杯+スイーツで6時間から8時間粘れます。

ティム・ホートンズという安いファーストフードのお店も早朝は割と使えます。カナダ全土に展開していますから、どこにでも見つかります。私の最寄りのティムホートンズでは、ラジオがかかっており、イマイチ耳障りなうえ、老若男女に非常に人気があるため、長時間の滞在には向いていません。早朝限定でしょう。

バンクーバー市内にいけば、はるかに沢山のカフェオプションがありますが、開店時間やお店の雰囲気は結構色々です。いろいろ試して、勉強していても息がつまらないような場所を探しあててください。

2016年8月17日水曜日

断捨離から見つけたもの

家の片づけという大義名分のもと、自分の書類を捨てようと決心し、しばらく前から断捨離をはじめました。

古いノートや過去に勉強した継続教育関係のプリントが主ですが、これらはスキャンしてコンピューターに保存できるので、本当に便利ですね。(所詮明日消えて無くなっても良いモノのばかりですが。)

はるか昔にアイエルツ対策に英語のライティングを練習したノートは、誰が見てくれる訳ではなくても、毎日1つか2つのトピックを書き続けていました。たった2冊程度のものなので、私よりも練習した人たくさんいると思います。

ライティングは、自分で書いて、自分で添削しても力の伸びに限界があります。
そのせいか、ライティングは全てのセクションの中で一番スコアが低かったです。
なんとなく無理だと思って、はじめから最低ラインの6だけを狙っていました。
でも、6より低い点数になることはありませんでした。

一時はこれらのノートを参考に、セミナーでも開こうと思いましたが、英語力についてはあまりに個人差が大きく、少人数でさえも同時に教えるのが難しいので、やめました。だから、これらのノートも2度と使うことはないと思って、すっきりと捨てました。

皆さんは、今、何を捨てて、これから新しい勉強をはじめますか?

すくなくとも部屋がすっきりすることで、新たな勉強への意欲がわきます。

断捨離、おすすめです。

また、英語の上達方法について質問のある人は、いつでも個人的に相談してください。