2015年6月30日火曜日
薬剤師交流会の報告
6月27日(サッカー日本女子チームがオーストラリアに勝利した日!)に、グローバル薬剤師のシェアノートのSayaさんとのコラボレーションで薬剤師交流会を開くことができました。旅行やワーキングホリデーでカナダに一時滞在している方に参加して頂けたのは非常にありがたいことでした。今後もより多くの日本人薬剤師がカナダに誕生して、より大きなチカラとなってカナダ社会および邦人コミュニティーに貢献していければ何よりです。今後も受験やカナダでの薬剤師業務に関する質問があれば、いつでも連絡してください。
2015年6月24日水曜日
Payment support program
保険制度の都合上、カナダでは医薬品費の自己負担は非常に高額になることがあります。特に昨今頻繁に処方されるようになった生物学的製剤などに関しては、素晴らしい薬がこの世の中に存在するのに高すぎて買えない!という状況さえも発生します。
そこで製薬会社が自ら支払いサポートプログラムを立ち上げ、患者さんの手に薬が届きやすいようにしています。例としては、Amgen社のEnbrel、Prolia、Neupogenなどです。このようなペイメントサポートプログラムと連絡をとりあい、患者さんが金銭的な心配をすることなく薬を受け取れるようにすることも薬剤師の一つの大事な仕事ですが、もちろんアシスタントやテクニシャンがこのような仕事を担当することもあります。
具体的な作業としては、オンライン請求に使えるように発行されたディスカウントコードをレセコンに入力したり、電話で伝えられたビザカードの番号を利用して、患者さんに高額な負担がかからないようにします。
あまりに高額の伝票が出てきたら、本当にその患者さんが支払いをできるのか?何かしらの割引手段があるのか?等、常に確認する習慣を身につけなければなりません。
薬を全て準備したあとで、「この薬は高いので買えません。キャンセルしてください。」などと言われた日には、高額な在庫を抱えることにもなりかねず、これは経営上良いことではありません。
参考 Amgen
https://www.amgen.ca/english/patients/patient_assistance.html
そこで製薬会社が自ら支払いサポートプログラムを立ち上げ、患者さんの手に薬が届きやすいようにしています。例としては、Amgen社のEnbrel、Prolia、Neupogenなどです。このようなペイメントサポートプログラムと連絡をとりあい、患者さんが金銭的な心配をすることなく薬を受け取れるようにすることも薬剤師の一つの大事な仕事ですが、もちろんアシスタントやテクニシャンがこのような仕事を担当することもあります。
具体的な作業としては、オンライン請求に使えるように発行されたディスカウントコードをレセコンに入力したり、電話で伝えられたビザカードの番号を利用して、患者さんに高額な負担がかからないようにします。
あまりに高額の伝票が出てきたら、本当にその患者さんが支払いをできるのか?何かしらの割引手段があるのか?等、常に確認する習慣を身につけなければなりません。
薬を全て準備したあとで、「この薬は高いので買えません。キャンセルしてください。」などと言われた日には、高額な在庫を抱えることにもなりかねず、これは経営上良いことではありません。
参考 Amgen
https://www.amgen.ca/english/patients/patient_assistance.html
旅行に関する感染症情報
世界で流行中の感染症についての情報をまとめて入手できるサイトを知っておいて損はありません。一般的にカナダとアメリカでは旅行に際しての健康情報が充実していますが、アメリカではもちろんCDC(Center for Disease Control)、カナダではPHAC(Public Health Agency of Canada)が重要な情報源になります。
ちなみに日本では、厚生労働省検疫所FORTHが感染症の情報提供を行っています。
http://www.forth.go.jp/
CDC Travel Health Notices http://wwwnc.cdc.gov/travel/notices
PHAC Travel Health Notices http://www.phac-aspc.gc.ca/tmp-pmv/notices-avis/index-eng.phpちなみに日本では、厚生労働省検疫所FORTHが感染症の情報提供を行っています。
http://www.forth.go.jp/
2015年6月22日月曜日
MERS
毎年何かしらの感染症が流行するというのが不思議なところで、ひとつが収まればまた別の新しい病気が現れてと。エボラも完全に収束したわけではないのに、これは大変としかいいようがありません。MERSも最近の感染症の一つです。とくに特効薬があるわけではないので、それが何かを知っておいて、お客さんからの質問に備えるというくらいしかできません。英語で情報が知りたいときは、アメリカのCDCが一番です。FAQとは、「よくある質問」という意味ですが、このような形で知識の準備は必要です。
Middle East Respiratory Syndrome (MERS)
Middle East Respiratory Syndrome (MERS)
Frequently Asked Questions and Answers
http://www.cdc.gov/coronavirus/mers/faq.html2015年6月17日水曜日
Oral Rehydration Solutions (ORS)
昨年あたりからよく薬局にサンプルが送られてくるのですが、
ORSの「Hydralyte」という製品があります。
脱水症状を防ぐ為の電解質ドリンクといってしまえば至極単純ですが、
旅行や夏のスポーツに際して薬剤師的には知識の準備が必要です。
販売元のHydration Pharmaceuticals Canadaは、CE用のビデオをオンラインで見れるようにしていますので、一度チェックしてみてください。(注:アクセント強)
http://www.hydralyte.ca/healthprofessionals/past-webinars/
その他の資料も参考に。
Oral Rehydration Solutions (ORS)
http://travel.gc.ca/travelling/health-safety/rehydration
ORSの「Hydralyte」という製品があります。
脱水症状を防ぐ為の電解質ドリンクといってしまえば至極単純ですが、
旅行や夏のスポーツに際して薬剤師的には知識の準備が必要です。
販売元のHydration Pharmaceuticals Canadaは、CE用のビデオをオンラインで見れるようにしていますので、一度チェックしてみてください。(注:アクセント強)
http://www.hydralyte.ca/healthprofessionals/past-webinars/
その他の資料も参考に。
Oral Rehydration Solutions (ORS)
http://travel.gc.ca/travelling/health-safety/rehydration
2015年6月7日日曜日
履歴書の書き方(サンプル)
もちろん色々な形があるのですが、最近こちらのサイトの履歴書の例をみていて、スゴイなーと思ったので、参考にしてください。ミシガン工科大学からです。
http://www.mtu.edu/career/students/docs/resume-handout.pdf
北米では通常、志望動機を簡単にまとめた「カバーレター」と、職歴や学歴などをまとめた「レジュメ」をセットで用意します。いずれにおいても、長すぎ、短すぎは良くないで、バランスをとるのが非常に難しいのです。
もちろんグーグルで検索すれば、様々なテンプレートが出てきますから、そこから自分の性格に合ったものを選んでも良いと思います。
http://www.mtu.edu/career/students/docs/resume-handout.pdf
北米では通常、志望動機を簡単にまとめた「カバーレター」と、職歴や学歴などをまとめた「レジュメ」をセットで用意します。いずれにおいても、長すぎ、短すぎは良くないで、バランスをとるのが非常に難しいのです。
もちろんグーグルで検索すれば、様々なテンプレートが出てきますから、そこから自分の性格に合ったものを選んでも良いと思います。
2015年6月4日木曜日
学会報告
5月下旬にケベックシティ開かれた国際旅行医学会総会に行ってきました。
講演を聴くことがメインでしたが、非常に勉強になった学会でした。
折角なので、近いうちにもっと正式なレポートをまとめたいと考えています。
同じ学会が2年後に開かれますが、場所はスペインのバルセロナです。
そもそも旅行好きのナースやドクターが集まっている雰囲気もあり、
次回参加について話をした人は皆、「スペイン?行くよ!」とのこと。
私自身も、すでにスペイン(ついでにポルトガル)の旅を計画中です。
http://www.istm.org/cistm15
講演を聴くことがメインでしたが、非常に勉強になった学会でした。
折角なので、近いうちにもっと正式なレポートをまとめたいと考えています。
同じ学会が2年後に開かれますが、場所はスペインのバルセロナです。
そもそも旅行好きのナースやドクターが集まっている雰囲気もあり、
次回参加について話をした人は皆、「スペイン?行くよ!」とのこと。
私自身も、すでにスペイン(ついでにポルトガル)の旅を計画中です。
http://www.istm.org/cistm15
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