やはりOSCEは最大の難関のようでしたが、最後の最後に合格できました。
確か、バンクーバーのどこかで講演会をしたときに声をかけてくださって、それから地道に頑張られて来られましたが、途中諸々の事情により日本に滞在せざるをえなくなり、それでもここまで受験を続け、そしてそれぞれのテストに合格しました。
日本人としてカナダの薬剤師を目指す場合、色々なハードルがありますが、大きく分けると以下の5点です。
- ビザ
- 資金
- 結婚
- 出産・子育て
- 親の健康
いずれかの理由で、誰もが一度はいずれかの理由で日本とカナダを行ったり来たりするか、または受験プロセスを中断します。中でも、どうしても長期戦にならざるを得ないのが、最後の2つです。
もっとも、どれをとっても「相手」がいるものばかり。カナダという国であったり、パートナーであったり、自分や相手の親だったりと、自分の力だけではどうにもならないことが沢山でてきます。資金作りにしても、日本へ出稼ぎに行く場合には、短期の雇用期間で、誰かに雇ってもらう必要があります。
だから最終的には「我慢比べ」の世界ですよね。「カナダで薬剤師!」という目標にむかって、初志貫徹できるかどうか、それが全てのようです。
学生時代にテストの点数が良かったかどうかとか、ほとんど関係ありません。(実際私自身は成績は良くありませんでした。)
今後もしもPEBCに挑戦される方、これは「我慢比べ大会!」だと思って挑戦(参加)してください。でも、そうやって合格されてきた方は沢山いますから、決して孤独な挑戦ではありません。
困ったときには、いつでも連絡してきてください。
今後もカナダで薬剤師を目指す人を応援しています!
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