2013年10月7日月曜日

Birth controlについて4 (androgen effect)

前回"estrogenとprogestinのバランスによってホルモン活性(estrogen, progestin, androgen)が調節されています"と書きましたが、ピルにandrogenが入っているわけではありません。Progestin(黄体ホルモン)が、その化学構造によりアンドロゲン作用を示します。

(大学を出てから時間が経ち、またピルが滅多に出ないような薬局で仕事をしていたら、このようなことも一から頭に入れなおす必要が、私にはありました。)

First generationのnorethindroneとethynodiol diacetateは、progestin活性が強い=アンドロゲン活性も強。

バランスとしてAndrogen過多の場合、libido亢進、ニキビacne、多毛症hirsutismのような症状が見られます。
つまりピルを飲み始めた人にこれらの症状が見られたら、アンドロゲンが多いので、他のピルに変えましょうという話になります。

化学構造のおさらいはウィキペディアで。
http://en.wikipedia.org/wiki/File:Steroidogenesis.svg


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