私が日本で国家試験を受けた頃(10年以上前)は、それぞれの抗生物質の作用機序を覚えることに全力を注いでそれでナントカ合格できました。
しかしその後数年してカナダでPEBCの受験をしてみると、抗生物質とは作用機序が全てではないことを残念ながら本番の試験の中で悟りました。問題を読んでいてもチンプンカンプンだったのです。
参考書をまとめなおして、自分なりにポイントを抑えたノートを作成し、これをバイブルのようにして勉強しました。ということで、これをこの場でシェアしていきますが、感染症と抗生物質というものは薬剤師が学ぶ範囲は非常に限られています。この限られた範囲について、理由づけをしながらキチンと考えていけば、自然に抗生物質は決まってきます。まずは、難しい!と思ってはいけません。
未だに日本では抗生物質を適切に処方されていない様子が説明され、しかしその状態が改善可能であることを堀越先生は実践をもって示されています。ちなみに堀越先生は2008年にトロントにあるSick kids hospitalに留学された経歴をお持ちです。親近感を感じますね。(一方的ですが。)
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