2015年1月27日火曜日

メディアが全てではない?

最近のCBCの報道により、今までよりも多くの患者さんが自分の薬について相互作用などを聞くようになっています。あれだけテレビで糾弾されたにも関らずです。誰がこんな効果を期待したでしょう?

薬剤師をやっている身としては、どこにカメラが隠されていて、次の瞬間自分の顔にモザイクの入った映像がテレビで流されるか分かりませんから、これまで以上に慎重に、また懇切丁寧に患者さんと接するようになりました。一層身が引き締まったわけです。

説明責任を果たしていないとか、調剤過誤の数は報告されていないものの大変な数に上るといった内容の先週のニュース。でも、昨日お客さんにこういわれました。



「あのような報道があったけれど、あれはウソだと思う。」


「自分にとって薬剤師は常に最善を尽くしてくれる存在だよ。」


これほど有難い言葉はありません。

もちろんシフト制で働く私の薬局では、誰か一人の力でこのような言葉がもらえるわけではありません。これまで薬剤師、テクニシャン、アシスタントなど立場を問わず、誰もがお客さんのために出来る限りのことをやってきたんだと、証明して頂いたような気持ちになり、とても嬉しくなりました。

もちろん全てのお客さんがそう思っているわけではないでしょうし、
そして何より大事なのはこれからです。

私たち薬剤師は、今色々な人から見れらています。お客さんの信頼を裏切らない、より良いサービスを提供できる薬局でいれるよう、最大限の努力していかなければなりません。
これは国境を越えて、世界のどこで薬剤師をしていても、共通のことでしょう。

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