2015年1月17日土曜日

Practice Review Program Launches

The College is excited to announce ... という出だしで始まるお知らせが届きましたが、こちらはあまりexciteしていません。定期的に薬剤師の質の管理をするという作業はこれまでもありましたが、それは筆記試験やコンピューターを用いた知識を問うようなテストどまりでした。しかし、これからは違います。

BC州での話ですが、Practice Review Programという名のもとに、薬剤師は6年に1回、カレッジ(≒州の薬剤師協会)から派遣された「Compliance Officers」と呼ばれる人の監視を受けながら仕事をすることになりました。コンプライアンスとは最近よくビジネス関係のニュースで耳にすることが多い言葉ですが、その「コンプライアンスの遵守」ができているかをチェックするのが目的です。簡単にいえば、薬剤師がまともな仕事をしているかを見極めるために、半日間だけマンツーマンの見張りがついて、監査を行うわけです。

チュートリアルまでまとめてありますから、これは今後噛み砕いて説明していきましょう。そんな中でもコアになるのは以下の4点です。

  • Patient Identification (ensuring the right patient gets the right medication)
  • PharmaNet Profile Check (ensuring medications are appropriate and work safely together)
  • Counselling (ensuring patients understand why and how to take the medication safely)
  • Documentation (ensuring accurate records are kept for each prescription)

当たり前のことばかりですが、その当たり前のことを当たり前にするのが一番難しいですよね。
監査に見られるであろう内容は将にそれのようです。忙しさにかまけて、ズルしてはいけませんよ、きちんとした仕事をしなさいという意味合いがあるのでしょう。

[参考資料] 
http://www.bcpharmacists.org/resources/readlinks/featured_articles/57.php

0 件のコメント:

コメントを投稿