Special authotiry (SA) criteriaの表の見方の続きになります。
Benzydamine ベンジダミンは、通常ファーマケアの保険が適用される薬ではありません。
しかし、癌の化学療法により口腔粘膜の炎症または潰瘍の治療、もしくはHIV等の理由で免疫力が低下し粘膜の崩壊が起こっている場合にはSAが適用されます。それが下の表にあるSA承認の条件です。
Approval Period承認期間は、初回が一年間。その後は毎年更新が必要です。
例えば、ある日ベンジダミンの処方せんをレセコンでファーマケアにオンライン請求処理をすると、先月まで有効だったSAが無効になっているとの表示がでたとします。その時はドクターにSA更新のリクエストをすることになります。
Practitioner Exemptionsとは、これらのドクターが処方せんを発行している場合は、SAをリクエストしなくても初めからbenefitの薬として扱われますよという例外的なドクターです。
ベンジダミンのケースでは、Practitioner Exemptionsとして
- Oncologist (medical)
- Oncologist (radiation)
業務的には、レセコンでドクターの欄に処方医であるがん治療専門医の名前を入力して処理すると、初めからSAが有効になっているということ。薬剤師がドクターに「SAの申請をしてください」という連絡する手間が省けます。
Limited Coverage Drugs - Special Authority Criteria
Generic Name / Strength / Form |
benzydamine rinse |
Criteria | Approval Period |
1. For treatment of mucositis, ulcerative complications of chemotherapy.OR 2. Immunocompromised patients at risk of mucosal breakdown. | First approval: One yearRenewals: One year |
Practitioner Exemptions
- Oncologist (medical)
- Oncologist (radiation)
Online Forms (PDF)
Click on the link to complete a special authority request form.
Click on the link to complete a special authority request form.
SAが必要な薬が決まっているなら、毎回自動的にドクターが処方せんを書く時点でSA申請してくれればいいのに!と思う人もいると思います。次回はその辺について説明します。
☆参考☆
0 件のコメント:
コメントを投稿